大前研一氏は英語・会計・ITをビジネスマンに必要な3つの必須スキルと述べていた。 今から10年以上前に読んだ記事に書かれていたが、今も変わっていない。
・英語 機械翻訳の精度が上がっても、複雑な内容のやり取りは当面は無理。やはり、英語を習得すれば強力な武器になることは間違いない。以前なら原文が翻訳されるのを待つことも通訳を介した交渉も問題はなかったが、スピードが重要視される昨今は、その場で理解できることが必要。
・会計 経理職から社会人が始まったが、正解だったと感じている。誰でも収入と支出には敏感だが、資産と負債については無頓着な人が多い。必要な時に手持ち資金が足りなくなると手当が大変になる。 意外と企業経営者には損益計算書ばかりを気にして、貸借対照表には無関心な人が多いのには驚かされる。
IT 発言当時はネット検索やExcel・Word・PowerPointなどを指していたと思われるが、今ではChatGPTなどの様々なツールが含まれるし、必要なプログラミングコードを書ければ強力な武器となる。
あと付け加えたいのが長期留学や海外への進学。ネット等で海外の情報が入手しやすくなったが、やはり現地に住んで外国人と交流することは視野が広がり良い刺激を受けるだろう。今の経営者や政治家は国内しか知らない人が多いため、それが日本の弱みになっているのではないか。
ぜひ若い世代には積極的に海外を経験してほしい。
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