2024年も終わりが近づいている。30代くらいまでは新しい年を迎えることに対し「来年は良いことがあるはずだ」という前向きな気持ちが強かった。
しかし、一向に上がらない給与・悪化し続ける治安・高齢化や格差による活気のない社会等により、新年を迎えることに対する期待感が無くなってしまった。
年齢を重ねることで社会からの引退や寿命を意識することもあるためか、11-12月に頻繁に見聞きする有名人や著名人の死亡報道も他人事のように思えなくなってきた。
ここ数年、長寿に対する前向きな発言が目立つが、経済的余裕のない生活や認知症等の病気又は孤独な余生の可能性を考えると長生きはリスクとしか考えられない。認知症や寝たきりになると経済的負担は大きいが、それ以上に子供への精神的負担をかけてしまうので健康寿命を考えると70歳位で苦しまずに逝けるのが理想だ。
私の知る限り仕事で知り合った人たちは仕事の繋がりが無くなれば連絡を取り合うこともなくなるので最後まで付き合いがあるのは学生時代からの繋がりのある人達だけだ。そういう人達は年齢が近いだけに自分より先に他界する場合もあるし又は寝たきりになる場合もあるから年齢と共に縁が切れていくだろう。告別式をしても誰も来ない可能性もあるから家族葬や直葬が増加しているのも納得できる。
そう考えると、家族の存在の有難さがよく理解できる。
現代は結婚や子育てに後ろ向き考えの人も多いらしいが人間の基本かつ最小のコミュニティーは家族なので、結婚したい或いは結婚できる人は家族を持つことをお勧めする。
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