フリーランス

雑感

副業も含めてより身近となったフリーランスという働き方。定義は、

「特定の会社や団体に所属せず、自らの技能を活かして仕事を請け負う働き方を指す言葉。企業と雇用契約を結ぶのではなく、プロジェクトやコンテンツごとに業務委託契約を行う。」

となっている。

組織に属することや人間関係に息苦しさや感じている人なら憧れの生き方だし、自分もものすごく憧れる。

組織力ではなく個人力で仕事を受け、すべてを1人で完結させて報酬を受ける。通勤時間はないし、強制的に1日8時間勤務に縛られることもない。

しかし主に翻訳者やプログラマーの発信を読む限り、安定した収入を得られているのは限られた人数しかいないようだ。

本人の仕事の処理能力や受注先の担当者との関係もあるのだろうが、発注者はフリーランスに対して安く使う外注先という認識がありそうだ。

フリーランスで生き残るためには専門分野の知識・技術をアップデートし、最新ITツールを使いこなし、営業活動も行う。リスク回避のために弁護士や税理士などの他の専門家への支払いもあるだろう。

膨大な労力に対して見合わない報酬しかなければ良質のフリーランサーは増えないし、結果的に発注者も不利益を被るのではないか。

どの業界も同じかもしれないが、協力業者や外注先は買い叩くことを当たり前とする考えを改める時期ではないか。

 

 

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