私が10代の頃は伊藤和夫先生をはじめ、有名な先生達の参考書は掲載されている英文も解説も難しくて理解できなかった。
その後、安河内哲也先生や西きょうじ先生などが登場することで、参考書の解説が詳細になったことから難易度が下がり理解しやすくなった。また電子辞書の登場や教材にCDが付属されることが一般的となり、発音の仕方がわからないという悩みも少なくなった。
今の時代なら高校生や受験生に人気なのは関正生先生や肘井学先生あたりか。
この2人の存在を知ったのは10数年前。大学の夜間主の入学を考えてセンター試験対策を模索していた時に受験サプリ(現スタディサプリ)の存在を知った。
当時は月1,000円で全ての動画が見放題だった気がする。値段と比較して動画の質の高さに驚いた。その中で英語を担当していたのが関先生と肘井先生だった。
2人とも参考書を出版しており、何冊か読んでみたがやはり理解しやすい。
その他の執筆者の参考書も読み易いものが多い。
ここで素朴な疑問が起こる。これだけ学びやすい参考書が溢れているにも関わらず、高校生の長文読解力が低下している理由は何なのだろうか?
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