株式市場

雑感

株式市場と為替相場が激しく動いているが、報道等によると日銀が政策金利を引き上げることに加え、米国の景気後退が懸念されることが原因とのことだ。

自分がドル建ての投資信託を購入したのが10数年前で当時は1ドル120円位だったと思うが急激な円安が進んだ際には利益率が50%以上だった。昨日確認すると利益が20%程目減りしていた。ドル建てなので急激な円高が主な原因だと考えられる。

投資を始めたばかりの頃は個別株を買っていたが、市場が冷え込んでいる時や乱高下していると狼狽売りをして大損をしたが、積立投資に切り替えてからは市場の動きに一喜一憂することは無くなった。

今年から新NISAで投資デビューし、かなりの資金を注ぎ込んだ人たちは眠れない夜を過ごしている人も多いかもしれないが、必ず乱高下は落ち着くし、その後は緩やかに上昇していくので狼狽売りは止めてほしい。

新NISAに対しては、外国株式や外国債券に投資する投資信託に個人投資家の資金が流れ込み海外企業の競争力を強めると共に、円安を促進し国内企業が成長するための資金が減少し国内経済を弱体化させるから廃止するべきとの話を聞いた。

難しい話は理解できないが、当たっているかもしれない。将来の日本の発展に寄与するために国内企業に投資することは大変に素晴らしいと思う。

しかし、企業収益は上がっているが個人所得は下がり続けている。さらに政府が増税や社会保障費を引き上げているため庶民の生活は苦しく老後の暮らしにも不安だ。

そのため日本の将来よりも、個人の生活を優先し外国へ投資するのは致し方ないことだ。

国内への投資を活性化したいなら、企業は利益を従業員に還元し、政府は国民負担率を下げるべきだ。

 

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