「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%で昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、約50年間で56ポイント減少している。成人女性の平均喫煙率は8.7%であり、ピーク時(昭和41年)より漸減しているが、ほぼ横ばいとなっている。
大学の夜間主に通学していたころは校内に喫煙所はあったが、利用している学生を見かけることはなかった(昼間主は学生数が大きく増えるので利用者はそれなりにいたかもしれない)。
言うまでもないが、煙草は健康面や金銭面でデメリットしかなく、周りにも迷惑をかけるため吸わないに越したことはない。
過去を振り返ると、昭和時代は会社内や映画館や飛行機内でさえ喫煙が許されていて、今では想像もできないほど喫煙が当たり前の時代だった。
自分の最初の喫煙は18歳の時だった。初めての煙草は不味かったし咳込みもしたが、我慢して吸い続けた。理由は単純で俳優の喫煙姿が格好良く見えたから。国内外問わず当時の俳優の影響力は今以上で、映画やドラマの中で煙草を吸う芸能人は魅力的に映った。
身体に悪い食品は美味しいが長年食べ続けると絶つのが難しくなるのと同様に、煙草も喫煙歴が長くなるほど禁煙が難しくなる。
20代後半や30代には何度も禁煙を試みたが、最長2日しか我慢できず失敗ばかりだった。
最終的には薬に頼り禁煙できたが、医者が言うには一旦は禁煙しても1年以内に喫煙者に戻るケースも多く、成功率は20%程度だと言っていた。
中毒性のある悪習を断ち切るのは難しい。喫煙は絶対に勧められないし、後悔する可能性は大きい。
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