経済財政諮問会議が高齢者の定義を「5歳延ばすことを検討すべきだ」と提言したそうだ。ネット界隈では「年金払いたくねぇんだよな」「死ぬまで働け、ということ」「ゆっくり老後を過ごさせてくれ」など非難や不安の声が巻き起こったそうだが当然だ。政治家や大企業の取締役になるか個人で起業し成功しない限り負け組確定の現状に加え、年金支給が70歳とか75歳とかになると自分の一生は何だったのだろうかという気持ちになる。
独立して成功している人達からは「国や企業に頼らず自分で独立し考えて動き自分の身を守ることが重要」との発言がある。正しいし反論の余地はないが、能力的性格的に出来ない人のほうが多いだろう。地道に生きる人達の生活を安定させるために税金を配分することが政治の役割だと思うが、肝心の政治家も役人も自己利益の拡大のために姑息な手段を隠さなくなってきた。政府は「死ぬまで働くか、60代で死ね」と言っているに等しい。
何でも政治の責任と考えるのは良くないが、やはり投票率の低さは問題だ。自民党以外には任せられないなどと言っていられる状況ではない。次の選挙では絶対に野党に政権を担わせる必要がある。
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