私の住んでいる県では平成の終わり頃から共同住宅(主にマンション)及び観光客向けのホテルの建設ラッシュが続いている。ホテル建設は落ち着いてきた感じだが、共同住宅の建設は未だに多い。広い更地があると多くは共同住宅が建てられる。
私は県都に住んでおり人口増が続いていた県だったので共同住宅の需要は必然だと感じていた。
しかしながら、戦後初めて人口減少に転じたことが判明し、日本全体の少子化が進む中で、一部の地域だけ人口が増え続けることはありえない。
私の住んでいる共同住宅は築31年であるが、居住者の大半は新築で購入した人たちが多く、数世帯を除き高齢者ばかりである。管理組合の理事長になりたがる人もなく、同じ人が何年も理事長を担っている。
あと十数年もしたら住人の他界が続き、子供がいない或いは子供が不動産を相続しない場合もあるので住民や管理会社は困ることになるだろう。
高齢者の増加と共に孤独死も増えると、引っ越しを考える居住者も増えるかもしれない。
早めに売却して手放したほうがいいという点は、持ち家も共同住宅も変わらない。
もし自分が不動産を所有しているなら、サッサとマンションを建設・売却してリスク回避する。
日本中で廃墟マンションや廃墟住宅が増えると、治安の悪化や火事なども増えるだろう。
経済面を含め、長生きはリスクでしかない。
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