10年ほど築30年のマンションに住んでいて、立地がいいので気に入っている。
マンションの利点は管理組合がメンテナンスなどの手配をしてくれることや防犯カメラの設置や外出時は玄関のドアの鍵を忘れなければ一応は安心できるなどメリットは多い。
幸いにも、自分の住んでいる階にはトラブルメーカーがいないのも良かった。
しかし、さすがに築30年となると大半の住民は高齢者だ。
管理組合の理事長は本来なら各部屋の持ち回りだが、何年も同じ人が引き受けてくれている。退職した人なので時間に追われることはないようだが、修繕等で積立金を使用する時には他の住民からのクレームなどが多く苦労しているようだ。
周りには新築のマンションが複数建設されたので空き部屋が出たとしても新規入居者、特に若い世帯の入居者は見込めないだろう。
今後このような高齢者だらけのマンションは増えるだろうし、高齢者の一人暮らし世帯も増えるため孤独死も増えるだろう。
これからは不動産の所有はリスクでしかない。可能な限り賃貸に住んで、賃貸が不可能になれば介護施設で余生を過ごすことが賢い生き方かもしれない。
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