日本の経済力が低空飛行を続けていて上昇する気配はなく、近隣諸国の危ない動きも相まってか、有名人や富裕層の間で子供を海外留学させる傾向があるという記事を見た。
子供を海外移住させるための準備との見方もあるらしい。
ブログ等でも薄給や老害の多さや同調圧力への息苦しさなどを理由に海外移住や海外就職を考えている人も多いみたいだ。
しかし、海外移住は簡単ではないだろう。言葉は仕事で十分通用するほどのレベルは必要だし、付加価値のある技術・技能の習得や文化風習を知っておく必要もある。単純労働は地元労働者との激しい競争となる。
何より親類や友人のいない海外に、いきなりやってきてすぐに馴染めて快く受け入れてもらえるとは思えない。
数年単位の準備期間がなければ、後悔や失敗の可能性が大きいだろう。
海外移住を成功させるために事前やるべきこととして、
①言語の習得
②現地在住者との繋がり
③価値のある技術・技能の習得
は必要だ。特に③は最重要だろう。この点でプログラマーや機械・電気関係の技術者は強い。
自分の子供は日本に残ってほしいが、様々な理由で海外移住する可能性も考えないといけない。
その時に成功できるように、世界共通の技術・技能であるプログラミング・理工系技術者・医師などの道に進んでもらいたい。
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